2006年の春から始めた求職活動も紆余曲折を経てなんとか2006年末、年もおしせまった上海で終止符を打つことができました!今後は上海での暮らしについて書いていきたいと思います。
2025-05
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この間のこと、友人(日本人)が知り合いの男性(日本人)からランチに
誘われた。友人とその男性とは何度が会ったことがあるという程度の関係で、 そんなに親しいとも言えない仲。せっかく誘ってくれたのだから、と友人は 出かけていって二人で合計100元(1500円)程度のランチを食べた。 ここまではよかった、ところがお勘定になった時、友人は一応お財布 を出して「えーと、私はいくらだっけ」と言ったところその男性は 「○○さんは○○元ね」と言い放ったそうな。友人は内心驚きながらも 自分の分を払って店を出たということ。どうして驚いたかと言うと 中国ではこういった場面では必ず男性が払うし、女性には男の面子にかけて お金を出させないからである。(友人同士でも)別に友人がケチな訳では けっしてない。 ここでたぶん男性は日本ルールを適用(日本人同士だし相手に気を使わせ たくないと思ったのかな、好意的に考えればね、でもただのケチかも)、 でも友人は中国ルール(ここは中国だし、誘ったのは彼だし)で行くと思 っていたので、非常に後味の悪いランチになってしまった。(もちろん友 人はそんな驚きはみじんも見せず、にこやかに別れたんだけど) どちらがいいかは意見が分かれるところだと思いますが、自分が誘ってお いてふたりで100元程度のお金をサッと払えない男性との食事は遠慮し たいところです。 PR
また奴に会ってしまった、これで3度目。どれも未遂で済んだから
いいけど、頭にくる! 時間はいつも夜8時~9時、場所は1度目は華亭賓館前の中山西路沿 いの歩道、2度目と3度目は上海体育館駅近くの漕渓北路沿いの歩道。 肩からかけたカバンを後ろから引っ張られているような感じを受けて 振り向くと、背が高くてヒョロっとした異国風の顔立ちの男性が パッと手を離したふう。慌てて「何してるの?」と言いながらカバンの 中の携帯と財布をチェック、ほっ、よかった、あった。 3度とも彼は逃げもせずに「俺は何もしてないもんね」という顔でずっと 傍に立っている。その顔がまた腹立つー。 一応何も盗られていないと確認したら、私も何も言わずサッと立ち去る。 変にかかわったり騒いだりして何かされるのもいやだから。 3度ともわりと明るく人通りも多い道、きっと後ろから歩いている人は 見ているし、彼が何をしようとしているか知っている。 でも誰も何も言わない、自分の身は自分で守るもの、それがこの国。 今度から気をつけようっと。
暑い暑いと言いながら立秋も過ぎ、なんとなく夜などは以前より
過ごしやすくなった上海です。 タイトルの“心霊花園”とは生活時尚というチャンネルで平日の夜 9時~10時までやっている番組です。いけないいけないと思いつつこれを 観てしまうがために、毎晩11時に寝るという私の目標は達せられません。 どういう番組かと言いますと、毎晩1人、非常に不幸な女性が出てきて 自分のここまで不幸になった経緯、現在の状況などを話します。 顔の上半分は仮面で隠しているのですが、その他は見えているので 知り合いなどが見たらすぐわかるような・・・。 その彼女の話に司会者や心理学者がいろいろな質問をはさみ、最終的には 3人の相談員がアドバイスや解決策を与える、というもの。 (途中、夫への電話インタビューなどもあり) 何にこんなに惹かれるのかな、と考えたところ、その多種多様な不幸さ ではないかなという結論に達しました。 ある女性は夫の肺結核が伝染ってしまい、しかも夫は同じ職場の女性と浮気し 近所中の評判になってしまう。ある日舅や親戚をつれて食事に行ったところ、 舅が乗った車が事故に会い、舅は亡くなり、まだ小さい息子は歩けなくなり、 夫と姑ともうまくいかなくなり、現在実家に帰っているというもの。 あまりの不幸のてんこ盛りに絶句。 だれかが言っていたような、幸せのカタチは1つだけだけど不幸のカタチは 多種多様だと。自分が100点満点幸せだと感じる人は少ない、誰でも ちょっとだけ自分は不幸だとか、自分には何かが欠けていると思いがち ですよね。でももっともっと不幸な人がいることを知って安心したり、 こんなに辛くても生きていってる人もいるんだから、と自分を慰めたり。 うーん、なんだか自分の卑小さを暴露してるだけのような内容になってしまいました。 番組の最後、すべて話し終わってちょっとスッキリしたような放心したような彼女にはまた同じ明日が待ってるかもしれませんが、少しでもなにかが良くなっていったらいいな、と思うのは本当。 |
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