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2006年の春から始めた求職活動も紆余曲折を経てなんとか2006年末、年もおしせまった上海で終止符を打つことができました!今後は上海での暮らしについて書いていきたいと思います。

2024-05

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暑い暑いと言いながら立秋も過ぎ、なんとなく夜などは以前より
過ごしやすくなった上海です。

タイトルの“心霊花園”とは生活時尚というチャンネルで平日の夜
9時~10時までやっている番組です。いけないいけないと思いつつこれを
観てしまうがために、毎晩11時に寝るという私の目標は達せられません。

どういう番組かと言いますと、毎晩1人、非常に不幸な女性が出てきて
自分のここまで不幸になった経緯、現在の状況などを話します。
顔の上半分は仮面で隠しているのですが、その他は見えているので
知り合いなどが見たらすぐわかるような・・・。

その彼女の話に司会者や心理学者がいろいろな質問をはさみ、最終的には
3人の相談員がアドバイスや解決策を与える、というもの。
(途中、夫への電話インタビューなどもあり)


何にこんなに惹かれるのかな、と考えたところ、その多種多様な不幸さ
ではないかなという結論に達しました。
ある女性は夫の肺結核が伝染ってしまい、しかも夫は同じ職場の女性と浮気し
近所中の評判になってしまう。ある日舅や親戚をつれて食事に行ったところ、
舅が乗った車が事故に会い、舅は亡くなり、まだ小さい息子は歩けなくなり、
夫と姑ともうまくいかなくなり、現在実家に帰っているというもの。
あまりの不幸のてんこ盛りに絶句。


だれかが言っていたような、幸せのカタチは1つだけだけど不幸のカタチは
多種多様だと。自分が100点満点幸せだと感じる人は少ない、誰でも
ちょっとだけ自分は不幸だとか、自分には何かが欠けていると思いがち
ですよね。でももっともっと不幸な人がいることを知って安心したり、
こんなに辛くても生きていってる人もいるんだから、と自分を慰めたり。


うーん、なんだか自分の卑小さを暴露してるだけのような内容になってしまいました。
番組の最後、すべて話し終わってちょっとスッキリしたような放心したような彼女にはまた同じ明日が待ってるかもしれませんが、少しでもなにかが良くなっていったらいいな、と思うのは本当。
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無題
人の「不幸は密の味」って言いますからね。人間の幸せ不幸せって、絶対的な感覚ではなく、あくまでも人と比較した相対的な価値観ですからね。それにしても人間ってのはどうしてこうも、業の深い生き物なのでしょうね。だからこそ、ここまで進化したのかもしれないですけどね。
hirotada 2007/08/13(Mon)00:48:31 編集
無題
>hirotadaさん

そうですね、人間の業ってのはやっかいですね。「足るを知る」人になりたいと思ってはいるのですが・・・。
mei 2007/08/14(Tue)01:33:09 編集
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by 桜花 . . . .