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2006年の春から始めた求職活動も紆余曲折を経てなんとか2006年末、年もおしせまった上海で終止符を打つことができました!今後は上海での暮らしについて書いていきたいと思います。

2025-05

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国営企業で働く李家はお手伝いさんがいないと立ち行かない。
お手伝いさんに代わって彼女の帰郷の列車のチケットを買うために
李さんは4日間駅に通いつめて列に並び、やっとチケットを手に入れること
ができた。

「私の家は長寧区なんですが、お手伝いさんの成都への帰郷チケットを
買うために私が1月28日から毎朝早起きし上海駅に駆けつけ並びました。
午後は会社を早退し直接駅へ行き、時には妻もかり出して並んだ末
やっと2月1日にチケットを手に入れることができました。」

 春節が近づいてくるに従い、李家のお手伝いさんの帰郷への想いは募って
いった。冬休みのため家にいる子供の世話と、暖かい夕食のため李さんは
お手伝いさんに代わって自分がチケットを買いにいくことに決めた。

「お手伝いさんは節約のため、私に鈍行列車のチケットを買うように何度も
念を押したのですが、彼女のこの1年の労に報いるため、足りない分は私が
出して快速列車のチケットを買ってあげたんです。」

(新聞晨報)

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帰郷への思い
連続執筆お疲れ様です。さらにジャーナリスティックになりましたね。中国における春節の位置づけって、よく分からなかったんですが、なんとなくイメージがふくらみました。ありがとうございます。日本の正月とは似て非なるものなのですね。なるほどなるほど、、、、
hirotada 2007/02/11(Sun)08:54:51 編集
>hirotadaさん
いつも読んで下さってありがとうございます。そうですね、春節は中国の、特に外地から都会へ出稼ぎに来ている人たちにとっては、1年に1度故郷に帰って家族と過ごせるとても大事な時間です。帰ることが容易ではない彼らにとって、帰郷への思いは日本人のそれとは比べものにならないほど強いのだろうと思います。(日本も昔はそうだったと思うのですが)
mei 2007/02/11(Sun)18:25:18 編集
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by 桜花 . . . .