この間、町主催の馬頭琴ミニコンサートに行ってきた。馬頭琴とはモンゴルの
楽器でモンゴル語では「モリンホール」というそうだ。モリンホール、
とても心ひかれる響き、どうしてかな。
馬頭琴の音を今まで意識して聴いたことがなかったが、音の響きが二胡ととても
似ている。余韻が残る感じ、すこしくぐもった物悲しい音色。
二胡は学んだことがあるものの、結局中途半端でやめてしまい、今では
楽器は実家で埃をかぶっている。憧れてやってはみるけど、ものにならない
わたしでした・・・とほほ。

お客さんも多くなく、小さなホールだったにも関わらず、演奏者のチ・ブルグッド
さんの演奏は熱がこもって素晴らしかった。
悲しい曲を弾くと本当にもの悲しく響き、草原を走る馬の曲などは躍動感にあふれて、
さえぎるもののない草原を失踪する様子が浮かんでくる。不思議な楽器。
2008年の北京オリンピックでは「万馬のとどろき」という馬頭琴の曲(この曲も
ミニコンサートで演奏されました。チ・ブルグッドさんのお父様で師匠でもある
チ・ボラグ氏作曲、とても勇壮な曲です)を、たくさんの(2008人?)馬頭琴奏者
が一堂に会してオープニングで演奏する予定があるそうだ、今から楽しみ。

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